ツール解説 2026.03

セルフ家計ドック
設計思想・使い方・診断結果の読み方

「価値観を言語化した上で、自分に必要なお金の目標を自分で立てるツール」

MoneyForward・リベ大・FP事務所、それぞれに「できないこと」がある。その穴を埋めるために作りました。

6
画面構成
4
タイプ診断
3分
で完了
無料
登録不要

既存ツールには「穴」がある

ツール できること できないこと
MoneyForward等 支出の可視化 「だからどうする」が出ない
リベ大・価値観マップ 人生の方向性の整理 数字との接続がない
ライフプランシート(Excel) 長期試算 入力が重く続かない
FP事務所の家計ドック 精緻なシミュレーション 有料・予約必要・保険販売に誘導
このツールが埋める穴:
「価値観マップ+ライフプランシート+家計ドック診断」のいいとこ取りを、無料・即時・質問形式・単独完結で実現するものが存在しなかった。

5つの設計思想

01

価値観が先、数字が後

一般的なFPの流れは「目標額 → 逆算 → 行動」。しかし人間は、自分の価値観と結びついていない数字には動かない。このツールは「価値観の言語化 → 目標額 → 逆算 → 行動」の順に設計されています。

02

「得たいもの」と「失いたくないもの」の両面で掘り下げる

プロスペクト理論(Kahneman)によれば、人間は損失を利益の約2.5倍強く感じます。ただしこの原則を「不安を煽る」手段として使うと、感情で動いた行動は長続きしない。このツールでは「価値観の解像度を上げる問い」として活用しています。

Q1(得たいもの)

「お金の心配がなくなったら何を感じますか?」

Q1b(失いたくないもの)

「今のままだと5年後に何が一番心苦しいですか?」

2段階で聞くことで、価値観が平面から立体になります。

03

タイプ別に「強み・罠・処方箋」を返す

「あなたはXX型です」で終わらず、「だからこそこう動け」まで届けるコーチングツールとして設計。

😌 安心・守る型
動機:不安の解消
罠:守ることへの執着で必要な投資を抑制
🕊️ 自由・時間型
動機:選べる状態
罠:先送り思考で今の行動が遅れる
🚀 挑戦・成長型
動機:可能性の拡大
罠:支出管理が甘くなる・分散しすぎる
🤝 貢献・循環型
動機:誰かのために使う
罠:自分への投資が後回しになる
04

「いつ・何歳で・いくら」で時間軸を可視化する

「不足額800万円」は人を動かさない。「2039年・あなた47歳のとき、資産がマイナスに転落します」は動かす。教育費・ローン・老後を年次シミュレーションで可視化し、「いつ」という時間軸を必ず添えます。

05

積立額だけ見る(支出の内訳は見ない)

支出の内訳を入力させると、項目が20個以上に膨張して離脱します。「毎月いくら未来に回せているか」だけを聞けば十分。支出の可視化はMoneyForwardがすでにやっている。棲み分けが設計の核心です。

6画面の流れ

1
価値観(1問目)

「お金の心配がなくなったら何を感じますか?」4択から自分の動機タイプを選択。ここで4タイプのいずれかに分岐します。

1b
価値観(深掘り)

「今のままだと5年後に何が一番心苦しいですか?」Q1の回答タイプに応じて選択肢が動的に変わります。自分ごと化のための設計です。

2
上限ライン(スライダー 15〜60万)

「これ以上増えても生活スタイルは変わらない月収」。動かすと同時に全国のパーセンタイルが表示されます。

3
下限ライン(スライダー 10〜35万)

「これを下回ると眠れなくなる月収」。上限を超えるとバリデーションエラー。上限〜下限の幅が「コンフォートゾーン」になります。

4
ライフイベント入力

子どもの人数・年齢(デフォルト2歳差・個別変更可)・進路、住宅ローン残債、現在の年齢・資産・積立額。これらから年次シミュレーションを計算します。

結果
診断結果(11項目)

タイプ名・強み・罠・処方箋 / マネーゾーン / 教育費タイムライン / 必要総額の逆算 / 年次シミュレーショングラフ(現状 vs 転職+副業)/ 資産マイナス転落の年齢(該当時のみ)/ 今月の処方箋(1つだけ)

診断結果の読み方

① タイプ診断と処方箋

4タイプのいずれかに分類され、そのタイプ固有の「強み・陥りやすい罠・今月の行動1つ」が示されます。「安心・守る型」なら過剰貯蓄のリスク、「挑戦・成長型」なら支出管理の甘さ、といったタイプ別の課題が具体的に出ます。

② マネーゾーン(コンフォートゾーン)

設定した上限〜下限の幅と、必要積立額から算出した「目標月収」が表示されます。ゾーン幅が広いほど余裕があり、狭いほどシビアな状況。稼ぎすぎも稼ぎなさすぎも不要——キャリア選択の判断軸になります。

③ 教育費タイムライン

子どもごとに「大学入学年・そのとき親は何歳・年間の教育費」が年次で表示されます。複数の子が重なる年は合算額が出るため、「○年後に家計が最もきつくなる」のが一目でわかります。

④ 年次シミュレーショングラフ

現状のペースと、転職+副業(月+9万円)の2パターンを並列で可視化。赤字転落する年がある場合は「2039年・あなた47歳のとき、資産がマイナスに転落します」と具体的な西暦と年齢で表示されます。

⚠️ 概算です。運用利率年5%はあくまで目安(過去30年の全世界株インデックス実績から算出)。インフレ・税制変更は未反映。正確な計算はFP等にご相談ください。

計算の根拠

教育費 文部科学省「子供の学習費調査(2022年)」
全員公立
約800万円
1人あたり
一部私立
約1,500万円
1人あたり
全員私立
約2,400万円
1人あたり

年次配分:小学校10% / 中学15% / 高校25% / 大学50%。現在の年齢から各年の支出を計算し、兄弟が重なる年は合算。

老後資金 総務省「家計調査(2023年)」

65歳以上夫婦の月支出約26万円に対し、厚生年金(夫婦)の平均受給は約22〜23万円。実態の不足分は月3〜4万円ですが、このツールでは月10万円不足 × 20年 = 2,400万円(保守的試算)として設定。「余裕を持った試算」として結果画面に明記しています。

運用利率 年5%(税引き前)

全世界株インデックス(eMAXIS Slim全世界株式等)の過去30年の年率リターン約7%から、インフレ・手数料を控除した実質値。将来を保証するものではありません。

技術スタック

フロントエンド
Vue.js 3 Tailwind CSS
可視化・保存
Chart.js html2canvas
インフラ
単一HTML DB・サーバーレス

入力データはブラウザ内で処理され、外部に送信されません。Vue 3のリアクティブシステムで設問間の依存(バリデーション・タイプ別動的選択肢)を管理。html2canvasで結果カードを画像保存でき、リベシティへの投稿を想定した設計です。

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結果は画像保存できます(リベシティへの投稿歓迎)

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