サンキーダイアグラム
収入がどこへ流れるかを「帯の太さ」で表現
🔍 何がわかる:収入の全体像→支出先への分配を一発で俯瞰。「育休給付金がどの費用をカバーしているか」が帯の太さで直感的にわかる。
💡 発見:児童手当が変動費+特別費を丸ごとカバーしていて、育休給付金は固定費に集中投下できる構造だった。
🤖 Claudeへのプロンプト例
左側に収入源(育休給付金・児童手当・一時金)、
右側に支出カテゴリ(固定費・変動費・特別費・貯蓄)を配置。
SVGで描画、ダークモード対応で。
B/S × CF × ライフプランを17種類のチャートで可視化。
どの図が何に効くのか、実データ(匿名化済み)で全部見せます。
この記事でわかること
育休に入ったタイミングで、世帯収入は育休給付金ベースに切り替わり、子どもが増えた分だけ支出も増加。 「フローだけ見て不安になる」のは、ストック(資産)を見ていないから── これに気づいたのが、今回の可視化プロジェクトの出発点です。
MoneyForward MEに10年以上のデータが蓄積されている。でも標準のグラフだけでは「B/S(バランスシート)の推移」「ライフプランとの接続」「予算の達成率」といった多角的な視点はカバーしきれない。
そこでClaude(Anthropic社のAI)に家計データを渡して、17種類のチャートを一気に生成してみました。 結果、「月単位では赤字月がある」のに「年間では純資産が大幅に改善する」という構造が見え、育休中の家計不安がほぼ消えました。
💡 この記事では実際のデータを匿名化(割合・指数表記)した上で、どの図が何の分析に効くかを実例ベースで紹介します。金額の精度より「構造の理解」がゴールです。
💧 フロー(お金の流れ)
🍩 構成比(何にいくら?)
📊 比較・トレンド
🏦 資産・B/S
🎯 目標・進捗
🔮 将来予測 & 📅 行動分析
収入がどこへ流れるかを「帯の太さ」で表現
🔍 何がわかる:収入の全体像→支出先への分配を一発で俯瞰。「育休給付金がどの費用をカバーしているか」が帯の太さで直感的にわかる。
💡 発見:児童手当が変動費+特別費を丸ごとカバーしていて、育休給付金は固定費に集中投下できる構造だった。
収入から段階的に引かれて最終残額に至る過程
🔍 何がわかる:「何が家計を削っているか」のインパクト順。固定費と変動費のどちらが重いかが一目瞭然。
💡 発見:固定費と変動費がほぼ同額。つまり変動費の最適化余地が大きいとわかる。
月次の収支(棒)と預金残高(線)を重ねて表示
🔍 何がわかる:育休給付金の「入金の波」と、その間の預金残高の推移。赤字月と黒字月のリズムが可視化される。
💡 発見:月単位では赤字月が5回あるが、預金残高は年初比でプラスで着地。フローだけ見て不安になるのは禁物。
支出カテゴリの割合を一目で把握
💡 発見:住宅ローンと食費関連(自炊+宅食サービス)だけで支出全体の約半分を占める。「どこを最適化すればインパクトが大きいか」が一目瞭然。
面積の大きさ=金額の大きさ。多カテゴリでも一画面に収まる
🔍 何がわかる:ドーナツは項目数が増えると見づらくなるが、ツリーマップなら15費目以上でも面積比で直感的に把握できる。
時系列×構成比のハイブリッド。月ごとの収入源内訳に最適
💡 発見:育休給付金の入金がない月(3月・4月・8月)は収入が激減。児童手当だけの月が「谷」になるパターンが明確に見える。
前年実績と今年予算を費目別に並べて比較
💡 発見:外食費は育休で大幅減、医療費は出産終了で減少。一方で日用品は子ども増で上昇。増減の理由が明確だと予算に説得力が出る。
収入と支出の「面積の差」が余裕度を表す
🔍 何がわかる:緑(収入)が赤(支出)の上にある月は黒字、下にある月は赤字。面積差で「どれくらい余裕があるか/足りないか」が直感的にわかる。
各指標の横にミニ折れ線。ダッシュボード向きの高密度表示
🔍 何がわかる:複数指標のトレンドを狭いスペースで同時に俯瞰。スプレッドシートやダッシュボードに組み込むと情報密度が格段に上がる。
左に資産、右に負債+純資産を積み上げ棒で並べる
🔍 何がわかる:資産と負債の「太さ比べ」。住宅ローンが負債の大半を占め、金融資産で全体の約1/3をカバーしている構造が見える。
💡 発見:「純資産がマイナスに見えて不安」でも、住宅ローンは不動産という資産の裏返し。金融資産だけ見れば十分なバッファがあるとわかれば安心感が違う。
金融資産クラス別の構成比
💡 発見:預金が約半分を占め、残りが投信・年金・株式。育休中は新規積立を停止しているため、復帰後にNISA枠への投入を計画。
「右肩上がりかどうか」がモチベーションの源泉
💡 発見:年初マイナスからスタートしても、ローン返済の元金分が効いて年末には大幅プラスに。「ローン返済=貯蓄」の感覚が実感できた。
目標達成率をメーターで直感的に表示
🔍 何がわかる:一番視認性が高い進捗表示。「生活防衛資金は達成済み」「次のマイルストーンにはあと一歩」が0.5秒でわかる。
予算レンジと実績を1本のバーで表現。省スペース
🔍 何がわかる:ゲージより省スペースで、費目ごとの「予算消化率」を一覧できる。縦に並べるとダッシュボードとして非常に見やすい。
目的別貯蓄の進捗をシンプルに
💡 発見:生活防衛資金は達成済みだけどFIRE目標はまだ22%。この差を見ると「守りは万全、攻めはこれから」と戦略が立てやすい。
教育費ピークが可視化できる最重要チャート
🔍 何がわかる:4人の子どもの教育費が重なる時期に資産がどう推移するかを可視化。「いつがヤバいか」が30年スパンで見える。
💡 発見:複数の子どもの大学入学が重なる時期が資産の最大の「谷」。そこを乗り越えれば回復フェーズに入る。逆算で今から教育資金を仕込む判断ができた。
楽観〜悲観の帯で不確実性を表現
🔍 何がわかる:「1本の線」だと過信しがち。帯で表示すると「最悪でもこれくらい」「うまくいけばこれくらい」の幅が見え、心理的な安全マージンが取れる。
GitHubの草みたいに、日ごとの支出を色で表示
💡 発見:週末のセルが明らかに濃い=週末に散財しがち。逆に平日は安定。これが見えると「週末予算」を設定するモチベーションが生まれる。
理想の家計バランスと現実を重ねて比較
💡 発見:投資と貯蓄が理想に対して凹んでいる。育休中は仕方ないが、復帰後の「伸ばすべきポイント」が明確に。
1. フローだけ見ると不安になるが、B/Sを合わせれば安心できる。
月単位で赤字があっても、ストック(預金・投信・年金)が十分あれば問題ない。CF×B/Sの統合分析が育休家計の「本当の体力」を見せてくれた。
2. 「どの図で何がわかるか」を知ることが、分析の質を上げる。
サンキーは構造、ウォーターフォールはインパクト、ヒートマップは習慣、ゲージは目標。目的に合った図を選べるだけで、同じデータから引き出せる洞察の量が変わる。
3. AIに「家計データ+チャートの種類」を指定するだけで、プロ品質の可視化ができる。
コードを書く必要はなく、「サンキーダイアグラムで収入→支出の流れを可視化して」とClaudeに頼むだけ。10年分のMoneyForwardデータが、初めて「読める」形になった。
Step 1: データを用意する
MoneyForward MEやスプレッドシートから月次の収支データをエクスポート。CSV or コピペでOK。
Step 2: Claudeに渡す
「このデータを〇〇チャートで可視化して。HTMLの単一ファイルで」と伝えるだけ。チャートの種類は本記事のカタログから選ぶ。
Step 3: 洞察を読み取る
チャートが出たら「このグラフから読み取れる洞察を3つ挙げて」と続けて聞く。データ→可視化→分析のサイクルが回り始める。